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兵庫のまつり―ふれあいの祭典 −俳句祭入選者−





   俳句の普及と創作活動の活発化、レベルの向上を図ることを目的として開催

「第17回兵庫のまつり−ふれあいの祭典 俳句祭」の入賞作品が下記のとおり決定しました。

入賞者は平成17年10月23日(日)南あわじ市・三原公民館で開催する「俳句祭」において表彰されました。



 平成17年度 『俳句祭』入選者決定



俳句祭入賞作品一覧

  【一般の部】



文部科学大臣奨励賞

「大根煮て平常心にもどりけり」

   水間千鶴子 神戸市





ふれあいの祭典代表会長賞

   「蟻地獄海へ大きな日が沈み」

   西岡とく恵 南あわじ市



兵庫県知事賞

   「黴の地図満州国のありにけり」

   堀 重子 姫路市



兵庫県議会議長賞

   「家中の椅子の出揃ふ花火の夜」

   松井起星 佐用郡



兵庫県教育委員会賞

   「約束の時間に夕立来たりけり」

   辻上吾郎 伊丹市



俳句祭南あわじ市実行委員会賞

   「実習船発たす埠頭の白日傘」

   加藤隆二 秋田県



南あわじ市長賞

   「足袋脱ぎて女素顔に戻りけり」

   茨木照夫 明石市



南あわじ市議会議長賞

   「誰よりも大き地下足袋生身魂」

   橋本武美 南あわじ市



南あわじ市教育委員会賞

   「踊果て遠流の島の闇深し」

   高田菲路 津名郡



(財)兵庫県芸術文化協会賞

   「星流る平家の落ちし島に向け」

   北浦百樂 宝塚市



兵庫県俳句協会賞

   「目の前で降りる遮断機日の盛」

   西出茂子 神戸市



南あわじ市文化団体連絡協議会賞

  「起し絵を夜明けのごとく起したる」

   木村淳一郎 神戸市


  
ほか佳作50名






【ジュニアの部】



ふれあいの祭典代表会長賞


   「夕焼に染まる荒波鳴門海峡」


南あわじ市立南淡中学校三年

  内海啓貴




兵庫県知事賞

   「夕焼に染まりきった赤とんぼ」

   愛徳学園高等学校二年

  深川加奈



兵庫県議会議長賞

   「夕焼が優しく僕を包み込む」

   兵庫県立洲本実業高等学校工業科一年

  藤平昴佑



兵庫県教育委員会賞

   「夕焼に染まる背中未来の地図」

   南あわじ市立沼島中学校三年

  濱邉知波



(財)兵庫県国際交流協会賞

   「太平洋夕焼を一気に飲み込んだ」

   マリスト国際学校十年

  谷口正也





俳句祭南あわじ市実行委員会賞

   「夕焼を背中に受けて漕ぐペダル」

   三木市立三木東中学校二年

  吉田優樹



南あわじ市長賞

   「かえろうかもう夕焼がそこにある」

   三木市立自由が丘中学校一年

  須ノ又 愛



南あわじ市議会議長賞

   「夕焼る城門閉ざす刻太皷」

   兵庫県立山崎高等学校二年

  藤井美穂



南あわじ市教育委員会賞

   「夕焼けに響く子供の笑い声」

   兵庫県立志知高等学校三年

  谷 香保里



(財)兵庫県芸術文化協会賞

   「夕焼を背負って帰る部活あと」

   相生市立矢野川中学校二年

  吉田尚人



兵庫県俳句協会賞

   「夕やけにてらされている悲しい顔」

   三木市立志染中学校三年

  薮本隆史



南あわじ市文化団体連絡協議会賞

   「夕焼けに一日の反省映し出す」

   芦屋大学附属中学校二年

  中西理紗



ほか佳作25名










第16回兵庫のまつり−ふれあいの祭典


 平成16年度 『俳句祭』入選者決定



 俳句の普及と創作活動の活発化、レベルの向上を図ることを目的として開催する「第16回兵庫のまつり−ふれあいの祭典 俳句祭」の入賞作品が下記のとおり決定しました。






俳句祭入賞作品一覧


   【一般の部】


文部科学大臣奨励賞

小屋くらきまで玉葱のひしめける

三田  
仲 加代子



選評  兵庫県俳句協会会長 澤井 我来

 夏に採取された玉葱は風通しよく板囲いされた小屋に出荷まで吊るして乾燥させる。淡路島ではそういった玉葱小屋を畑の真中に散見することができる。
 短く残した茎の部分を三、四個ずつ紐で結んで吊るされる。冬場はがらんどうの小屋の奥まで日が差し込んで明るいが、シーズンともなると、吊るされた玉葱によって陰影ができ、小屋の中が暗くなる。
「ひしめけり」という表現に収穫の喜びと、艶やかな外皮が触れあってぎっしりと吊るされている有様が読者に解る。  ペルシャ原産の世界で広く栽培されている玉葱は炎天下の労働によって採取される。
「小屋暗きまで」と導入部で小屋の外の炎天の様子を暗示し、一読してイメージを思い描くことができるように具体的に表現されている佳句である。



ふれあいの祭典実行委員会代表会長賞

肩車して夜神楽の神戻る

大阪  
小畑 晴子



兵庫県知事賞

冴えかえる文机はわが拠りどころ

神戸  
末井 貞江



兵庫県議会議長賞

窯出しのさめゆく音や今朝の秋

神戸  
北村 和子



兵庫県教育委員会賞

大寺の甍を照らす良夜かな

加古  
多木 節子



兵庫県立人と自然の博物館館長賞

春うらら日差しの中に運ぶ針

宍栗  
森脇 妙子



俳句祭三田市実行委員会賞

荒筵下げて昼寝や安乗海女

神戸  
黒瀬 としゑ



三田市長賞

尼寺へつづく参道落し文

三田  
白谷 こずゑ



三田市議会議長賞

満ち潮のもてあそびゐる花火屑

三田  
井上 はな代



三田市教育委員会賞

噴水の止まりたるとき水匂ふ

神戸 
常澤 俶子



(財)兵庫県芸術文化協会賞

電球も供物のひとつ地蔵盆

三重  
横山 茂子



兵庫県俳句協会賞

水番の大きな声の女かな

和歌山 川口 修



三田市文化協会賞

消えている堤灯もある地蔵盆

神戸 森 定子


ほか佳作50名







   【ジュニアの部】


ふれあいの祭典実行委員会代表会長賞

水たまり自分を見つめるかたつむり

マリスト国際学校十二年
コープランド・クリスティナ




兵庫県知事賞

かたつむり雨に打たれて動き出す

私立親和中学校三年  
岡本 朋子



兵庫県議会議長賞

幼き日雨の日の友かたつむり

姫路市立豊富中学校三年  
難波 しおり



兵庫県教育委員会賞

かたつむり夢の数だけうずを巻き

県立洲本実業高等学校商業科一年
吉本 恵利香



(財)兵庫県国際交流協会賞

かたつむり短い命さあ進め

マリスト国際学校十年  
コープランド・エミリ



兵庫県立人と自然の博物館館長賞

雨あがりふたたび歩くかたつむり

三田市立けやき台中学校三年
佐圓 あずさ



俳句祭三田市実行委員会賞

かたつむりその足跡に天の川

三原町立三原中学校三年  
浅田 桃香



三田市長賞

ゆっくりと時間が流れるかたつむり

相生市立矢野川中学校三年 
串田 佳菜



三田市議会議長賞

かたつむり一匹ただよう雨の中

五色町立五色中学校二年
片山 小哉香



三田市教育委員会賞

かたつむりあなたに会うとホッとする

私立芦屋大学付属中学校一年
工藤 宣江



(財)兵庫県芸術文化協会賞

蝸牛キラリと雫身につけて

山崎町立山崎東中学校三年
宮藤 幸子



兵庫県俳句協会賞

灰色の壁を旅するかたつむり

私立親和中学校三年  
大石 亜月子



ほか佳作30名








第15回兵庫のまつり―ふれあいの祭典

俳句祭

  平成15年度の俳句、短歌、川柳、現代詩の入賞作品を掲載します。
 まずは俳句祭の作品からお楽しみください。




文部科学大臣奨励賞

 ふり向けばたった一人の花野かな

美方町 田中冨美子


選評  兵庫県俳句協会会長 澤井 我来  
 今まで花野の美しさに陶酔しながら歩いていた作者は、振り向いてそこに居るのは己れひとりだと気づいた。  「ふり向けば」は、道をふり向くという意味と、己れを省みるという意味が重なっている。
 作者は自分一人だけが、花野の美しさを満喫しているのだと改めて痛感するのだった。




ふれあいの祭典実行委員会代表会長賞

 人影の皆ひざまづく原爆忌

明石市 羽生たか子




兵庫県知事賞

 梅干して島の銀座を匂はする

大阪府 小畑晴子



兵庫県議会議長賞  

吊橋を渡る日傘をたたみけり

姫路市 寺田圭子



北淡町長賞  

シャガールのブルーの空へしゃぼん玉

伊丹市 入江宇多子



恤コ庫県芸術文化協会賞

 立ち泳ぐさまに分け入る葺刈女

福岡県 吉岡愼治



兵庫県俳句協会賞

 一と駅を歩いて帰る天の川

神戸市 岡田勢津子






第14回兵庫のまつりーふれあいの祭典

「俳句祭」


今年も「俳句祭」の入賞作品の、いくつかを順次紹介します。



 文部科学大臣奨励賞

 干梅をひろげ紀ノ国日和かな

神戸市須磨区 吉野勝子

評 兵庫県俳句協会会長  澤井 我来
 天日で梅干を作るには、古来からいろいろな謂われがある。三年続けなければいけない。三日三晩干さなければならない。それらは皆美味のある梅干をつくるための条件でもあるが、よき家庭の主婦を育んでいくものでもある。梅の産地である紀ノ国の天気は梅をひろげ干すのに最適の条件が続く。それを紀ノ国日和と捉えた。季語は、干梅であるが、紀ノ国日和という古風な表現がより一層季感を強めている。




 ふれあいの祭典実行委員会代表会長賞

 やわらかき髪を束ねて寒稽古

伊丹市 辻上吾郎 




 兵庫県知事賞

 お隣の喪に風鈴を外しけり

姫路市 下田啓子



 兵庫県議会議長賞

 蜥蜴這ふいつも追われてゐるように

加古川市 西川美津子 



 夢前町長賞

 流灯の火のある限り漂いぬ

高知県高知市 内田よしひこ 



 恤コ庫県芸術文化協会賞

 道問へば乗せてくれたる稲車

津名郡五色町 高田菲路 



 兵庫県俳句協会賞

 麻酔より覚めて再び露の世に

佐用郡佐用町 岡野隆女



 

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up date 2005/11/25

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